1年生は、「歯の王子様を守ろう!」の学習を行いました。
歯の王子様というのは、いちばん奥に生えてくる大人の歯で、正しくは第一大臼歯と言います。
6歳頃に生えてくるので、6歳臼歯とも言われています。
歯の王子様は噛む力が最も強く、歯並びの基本となる重要な歯ですが、完全に生えるまでに1年以上かかるため他の歯より背が低く、いつもの歯ブラシの当て方ではしっかりとみがけません。
しかも、歯の溝が深くてみがきにくい上、生えたての頃は、歯の表面がやわらかいので、とてもむし歯になりやすいのです。
黒いクッキーを食べた後の歯を観察して、どのくらい食べかすが付いているのかを観察しました。
歯みがきの四つのポイント(①食べたらみがく ②えんぴつ持ち ③1本20回 ④1本残らず順番に)を守ってみがいても、歯の王子様は真っ黒のまま!
歯の王子様を守るためには、特別なみがき方が必要のようです。
そこで、困った王子様を守るためのみがき方をみんなで練習しました。
「横からみがくといいよ!」「私はななめにみがく!」など、一生懸命にみがき、きれいになりました。
歯の王子様がまだ生えていない人も、このみがき方を練習しておけば、王子様は歯っぴいになれそうです。
給食の後も、さっそく歯みがきセットを持って洗面所へ。
今日から1週間、歯の王子様を守るための「よこからみがき」「ななめみがき」を実践して、カードに記録します。おうちでも、続けましょうね。
歯の王子様を守って、歯っぴいになりましょう!